2012年12月12日水曜日

“ウメヌキ”トークにファン感涙。Android版とXbox 360版のストIVで争われた「LG Cup SFIV HD Global Cha

 韓国のゲーム専門テレビ局ongamenetが主催し,LG Electronicsが後援する「ストリートファイターIV」シリーズの世界大会「LG Cup STREET FIGHTER IV HD Global Championship 2012」。その日本予選が2012年1月21日,柧?江柷违ⅴ撺濠`ズメント施設にて開催された。Android版のとXbox 360版の2部門で行われたこの大会の模様をレポートしていこう。

会場となった「ウェアハウス栯叺辍埂?つのフロアにアーケードゲームやビリヤード台,ダーツコーナーなど,さまざまな娯楽が詰め込まれた,郊外型の総合アミューズメント施設だ

 総額150万円以上という,ゲームイベントとしては破格の賞金が用意されている本大会。高額の賞金がかかっていることもあってか注目度は高く,会場には国内でも屈指といえる猛者達が集っていた。
 まずイベントはスペシャルゲストとして招待されたウメハラ氏をはじめ,こくじん氏,ヌキ氏という格闘ゲームファンにはお馴染みのスピーカー達によるトークショウから。とくにウメハラ氏&ヌキ氏の“ウメヌキ”コンビといえば,かつて格闘ゲーム史に残る数々の名勝負を生み出した盟友同士ということもあり,ファンには注目のトークが展開。として知られる2004年のEvolutionでの逸話や,こくじん氏を一躍有名にしたマイクパフォーマンスに纏わるエピソードなどで,会場を大いに盛り上げていた。

ついに実現したウメヌキ昔話。これからスパIVを始めるというヌキ氏に対し,ウメハラ氏はキャラ対策が進んでないという理由からダンをオススメ
本大会で使用されるLG Electronicsのスマートフォン「Optimus LTE L-01D」が設置されたStreet Fighter IV HDの試遊台。NTTドコモのLTE通信サービスXi(クロッシィ)に対応する最新のAndroid端末だ
 それでは予選レポートをはじめていこう。本大会はLG Electronicsのスマートフォン専用タイトルであるAndroid版「Street Fighter IV HD」(以下,ストIV HD)と,Xbox 360版の「スーパーストリートファイターIV アーケードエディション Ver.2012」(以下,スパIV AE)の2部構成となっており,優勝者はそれぞれ韓国で行われる決勝大会への招待が約束されている。

 注目はやはり世界初といえるAndroid版の大会,aion RMT。操作感はもちろんキャラクターの性能も異なるバージョンなので,誰が勝ち上がるのか予想ができない。また必殺技を手軽に出せるクイックコマンドシステムなど,スマートフォン特有のシステムも導入されているので,これらを駆使した戦略なども重要になりそうだ。
 ふーど選手,猫舌選手,なるお選手などアーケード版で活躍する強豪達が,Android版のトーナメントにも参加するなか,一際活躍が目立ったのはストIV HDのやり込み勢と噂されるまじまじん選手(ガイル)とよるよる選手(リュウ)。Xbox 360版では繋がらないが,本作では有効なコンボなど,同作ならではの戦略もみせ,会場を沸かせていた。
 決勝はよるよる選手とふーど選手(ガイル)の対決。試合内容はストIIを彷彿させるような飛び道具の撃ち合いとなった。しかしそこでやり込み勢の意地を見せたのはよるよる選手。要所でソニックブームにあわせた竜巻旋風脚や真空波動拳→滅?波動拳といった連続技を決め,見事優勝の座を勝ち取った。

ふ?ど選手(左)対よるよる選手(右)  
 続いて行われたXbox 360版のトーナメントは,板橋ザンギエフ選手(ザンギエフ),かずのこ選手(セス),キャベツ選手(C.ヴァイパー)が加わり,こちらもハイレベルな予選となった。強豪達を退けベスト4に残ったのは,まちゃぼー選手(フェイロン),ヌキ選手(リュウ/春麗),かずのこ選手(セス),ふ?ど選手(フェイロン)。なんとヌキ選手は不戦勝でここまで残ったという強運(?)の持ち主だ。

 準決勝第1試合はかずのこ選手対まちゃぼー選手。ともに「ギルティギア」シリーズを代表する有名プレイヤー同士ということで,いつも以上に負けられない気迫が感じられる対戦。結果は丁寧な立ち回りを見せたかずのこ選手の勝利。遠距離でのソニックブーム→遠距離中パンチ対空など,フェイロンを寄せ付けない対策が光っていた。

かずのこ選手(左)対まちゃぼー選手(右)
 準決勝第2試合はヌキ選手とふ?ど選手。ふ?ど選手は,昨年のEvolution2011,GODSGARDEN#4優勝など2011年のスパIVシーンでもっとも活躍した選手でもある。一方のヌキ選手は,アーケード版の初代「ストリートファイターIV」ではグランドマスターとして活躍していたものの,最近は一線を退いている。当然ながらふ?ど選手クラスのフェイロンと対戦するのはほとんど初めてとのことである。というわけで試合は終始フェイロンペースで運ばれ,ふ?ど選手が貫禄をみせた形で決着となった。

ヌキ選手(左)対ふ?ど選手(右) 
 こうして迎えた決勝戦は,ふ?ど選手対かずのこ選手のカードとなった。ともに大会という舞台の強さに定評のある2人が見せる試合は,互いに練りこまれたキャラ対策と読み合いが交差する,アラド戦記 RMT,まさに頂上決戦にふさわしい戦い。勝負の分かれ目となったのは,第2試合のファイナルラウンド。セスの強みである接近戦の択を通され,圧倒的な体力差をつけられたふ?ど選手が怒涛の反撃を見せる。残り数ドットまで戻し,お互いあと一撃という緊迫した状況で,勝利をもぎ取ったのはふ?ど選手。最後はバックジャンプで逃げるセスに,烈火拳の出し切りがヒットしての逆転勝利を手にする。これで流れを掴んだふ?ど選手,その後も僅差の勝負を続けながらも優勝の座を勝ち取った。
 
「ストリートファターIV HD」代表 よるよる選手(左) Xbox 360版「スーパーストリートファイターIV アーケードエディション」ふ?ど選手(右)
 格闘ゲームの大会としては異色といえるAndroid版を含め,よるよる選手とふ?ど選手が参戦する本大会の世界大会は,2月4日(土)?2月6(月)にベスト8戦,2月11日(土)?2月13日(月)に決勝戦が,それぞれ韓国にて開催される予定。日本に先駆けて予選が開催されたアメリカからの参加者など,世界のプレイヤーを相手に両選手がどう戦うのか,注目しておこう。

 なお本大会の模様は,当日ネット配信が行われたのページにアーカイブされている。見逃していた人は,ぜひ視聴してみよう。

会場には初代「ストリートファイター」の筐体も設置されていた。ウメハラ氏が昇龍拳を出せずに苦戦するなど,和やかな場面も
大会で上位入賞したプレイヤーには,後援のLG ElectronicsからOptimus LTE L-01Dが贈られたほか,マッドキャツからヘッドセットやXbox 360用アーケードコントローラー,Team Mad Catzグッズなどが提供された
会場のXbox 360版試遊台でのこくじん氏とヌキ氏の対戦。煽りが入りまくる爆笑連続に,配信に乗らないのがもったいなく思えてしまうほど
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