。現在は名古屋を中心に活動し,格闘ゲームイベント「NSB」などの運営に携わっている こくじん氏: 違いますね。あるとすごく面倒くさくなります。でも,あの投げ無敵はあっていいんじゃないかな? 総師範KSK氏: ないと豪鬼がだいぶ弱くなっちゃうもんね。 綾野氏: 後のバージョンでは投げ無敵はなくなっているので,開発としてはバグという認識だと思うんですけど。でもどこまでがバグなのかって,言いだすと難しいんですよ。キャンセル必殺技だって,最初はバグみたいなものだったわけで。でももう戦術の一部になっちゃってますから。 こくじん氏: 移動投げとかもそうですよね。でもあれは残しておいてほしいです。 綾野氏: そのあたりも含め,バランス調整などもあえてしていません。プロジェクトの方向性としても,いかにアーケード版を忠実に再現するか,というところに重きを置いていますから,DQ10 RMT。 こくじん氏: さっきのトゥエルヴとかは,ちょっと強くしてあげてほしかったけど(笑)。春麗とユンは,もう悪役でいいと思いますよ。 総師範KSK氏: 強いキャラを弱くする調整は,もういまさらいらないよね。それをヒューゴーとかが,大会で倒していくのが,やっぱりカッコいいわけで。弱いキャラをちょっと上げてあげるっていうのは,確かにあっても良かったかもしれないけど。 HDグラフィックス化,オンライン対応などにまつわる苦労話 : ではちょっと視点を変えて。10年越しの移植ということもあって,HDグラフィックス化などで苦労があったんじゃないかと思うんですが,このあたりはいかがでしょうか。 綾野氏: 元のドット絵からHDグラフィックス化するにあたってフィルタ処理を施しているんですが,ここは結構苦労してますね。同じようにHD化を施したタイトルはほかにもありますが,そういう場合って,普通1回フィルタを通すだけなんですよ。でも本作に関しては,個々のキャラクターがベストな状態になるように,それぞれ別のフィルタがかけられているんです。 : つまり画面に2体のキャラクターがいたら,2回フィルタがかけられている? 綾野氏: プラス背景で都合3回ですね。そこの調整は,ひとつひとつ手作業による職人芸で。納得のいくまで細かいパラメータをいじっていくという。苦労した点でいえば,そこが一番手間のかかったところかもしれません。 : オンライン周りについてはいかがですか。ストIII 3rdというと,1フレームの読み合いが熱いゲームですよね
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zae147の日記
14 年前
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